弁護士と知り合う コラム「弁護士とは何か」にも掲載しておりますが、現段階で弁護士は日本国内に約3万5千人もいます。

弁護士1名あたりの人口を計算しますと、全国平均で約3400人に1人が弁護士の計算です。東京では820人に1人が弁護士という発表もされております。

この数は多いでしょうか?少ないでしょうか?

一般の方がなかなか弁護士と知り合う機会は本当に限られており、困難を極めると思います。特に弁護士は平日だけではなく依頼者に合わせて土日も働いている事が多いので町内会の会合などにも出席できることは稀ですので、何気ない生活の中でお会いすることは難しいと思います。

しかし、会社経営者や営業マンの方であれば、様々な異業種交流会や懇親会的な集まりの中で弁護士が出席していることも多いので、お会いする機会はかなりの頻度であるかと思います。

一般の方と会社経営者で差はあるにせよ、いざという時の為に弁護士と知り合っておいて損は一切ないと思います。いつご自身が被害者になるのか、加害者になるのか分かりません。

弁護士もしょせんは人間です。初対面の方からいきなり深刻な相談を持ちかけられるよりも、普段から連絡を取り合っている方から深刻な相談を受けた方がより一層、親身に相談に応じてくれると思います。もしかしたら弁護士費用も少し割り引いてくれるかもしれません。

もし、知り合いに弁護士がいない場合は、様々な交流会にでてみて下さい。若しくは、弁護士をたくさん知っている方と知り合いになり、紹介してもらう等のことは行ってみて下さい。何度も言いますが、弁護士と知り合いになっておいて損は一切ありません。

いざという時にインターネットで検索するよりも、普段の生活の中で弁護士を探し、仲良くなっておくことが非常に重要です。