皆さんは「予防法務」という言葉をご存知ですか?あまり聞きなれない言葉だと思いますが、今後はぜひ覚えておいて下さい。
今では「虫歯予防」という言葉は当たり前のように使われていますが、一昔前では歯医者より猛反発を受けていました。なぜなら、虫歯が予防されてしまうと歯医者は収入を得ることが難しくなるからです。しかし、歯医者が監修した「虫歯予防ガム」が大ヒットしたお陰で「虫歯予防」の考え方が世間に広まり、虫歯予防のために歯医者に通うという循環が流行りました。
弊社では「歯医者の虫歯予防」と同じかそれ以上に「予防法務」の言葉と考え方を世の中に広めたいと考えております。
理由としましては、
1.何が犯罪かを知ることにより、犯罪を抑制できる可能性が高まる
2.何が違法行為かを知ることにより、自分(自社)の利益を守る事が出来たり、相手に損害を与える可能性を抑制できる
です。具体的に言いますと
<企業の場合>
1.契約書の重要性を説くことにより、自社と取引先の権利関係を明確化する
2.債権回収や労働関係といった諸問題を迅速に解決できるスキームを構築する
<個人の場合>
1.近隣トラブル・交通事故・離婚・相続・ストーカーの対策
2.個人で顧問弁護士を持つことによるメリット
となります。
「予防法務」というと小難しい印象があるかと思いますが、分かり易く一言で申し上げますと「虫歯予防」の法律版です。日々の生活の中で定期的に弁護士に相談し、トラブルにならないように予防することが、これからの時代、平穏な日常を送るためには必要な事であると考えます。