「弁護士とは何か」でも掲載しましたが、日本における弁護士の数は2014年3月31日段階で35,045名となっています(日本弁護士連合会発表)。
弁護士の人数の推移を整理してみますと、
1990年 13,800名
1995年 15,108名
2000年 17,126名※
2005年 21,185名
2010年 28,789名
2011年 30,485名
2012年 32,088名
2013年 33,624名
2014年 35,045名※
となっております。
特筆すべきは2000年から2014年の間に弁護士の人数は倍以上となっていることです。
また、1999年まで弁護士業界は広告を出すことを禁止されていました。しかし、2000年にそれまで禁止されていた弁護士の広告が解禁され、テレビ広告・電車中吊り広告・ラジオ広告・インターネット広告などを出すことが可能になりました。
この結果、今まで弁護士の存在を知ることが少なかった方々が一気に弁護士の存在を知ることになったのです。
その他にも要因はありますが、①弁護士の人数が急増 ②弁護士が広告解禁 の2点が、弁護士を大競争時代に突入させた大きな要因であると考えられます。
今後も弁護士の人数は増えていくことが予想されますので、弁護士の競争はますます激しさを増すことでしょう。