オンライン広告たまに耳にする質問で「広告を出している弁護士事務所があるか、本当に信頼して大丈夫なの?」という質問があります。

 

弊社では「良い事務所か否かは断言できませんが、依頼しない方がいいかと思います」と回答しています。

 

理由は、

1.広告を大量に出している弁護士は、事務処理の大半を事務員が行っている可能性がある

2.弁護士が直接対応してくれない場合が多い

が、主な理由です。

 

弁護士の広告(特にインターネット広告)は弁護士として自慢だけを主張するような広告をよく見かけます。

◇相談件数〇〇件

◇拠点△△箇所

◇スタッフ××名所属

◇損害賠償〇〇倍案件多数

等、自分の事務所の自慢を大々的に宣伝し、借金問題・離婚・交通事故・相続といった案件を獲得しようと試みています。

 

また、弁護士は広告に関して様々な規定が設けられているのですが、定められている事項を知ってか知らずか、

◇離婚専門弁護士などの専門を付した広告

◇勝率〇〇割

◇交通事故に専門特化

と言った規定を超える言葉を用いています。専門や専門特化などの言葉を用いている事務所はまずその案件だけを受けているわけではありません。あくまで、広告のためだけの言葉です。また、弁護士には「専門」を裏付けるものは何もありません。事実、日本弁護士連合会か定めている規定では「専門」という言葉を用いることを禁止しています。

 

もちろん、弁護士も大競争時代に突入しておりますので、一定程度の広告展開は必要不可欠です。しかし、あまりに大量に事件を受けている事務所や自慢ばかりしている事務所には依頼されないことをお薦めします。